体罰 防止
- 再発防止
体罰・パワハラ・いじめの再発防止のためにはどのような措置をとることができるのかをご紹介していきます。 民事訴訟における損害賠償請求や刑事告訴などを提起することによって抑止力とすることや、今後再発しないことの約束を取り付けたとしても、その実態の透明性が担保されるわけではないため、非常に難しい問題となっています。
- 内部調査・第三者委員会調査
もっとも、内部調査を行うとしたら、それは体罰やパワハラについての告発を行う前段階に証拠収集の一環としてということが考えられるでしょう。 第三者委員会とは事実関係の調査や分析を行った上で報告書の提出を行うためのものとなっています。もっとも、これは法律上で義務付けられた制度ではないため、法人の任意により設置されるもの...
- 損害賠償請求が認められる場合
体罰・パワハラ・いじめなどの損害賠償請求が認められるためには、民法709条の要件を満たす必要があります。 その要件は「故意又は過失によって他人の権利又は法律上保護される利益を侵害」があったことです。体罰・パワハラ・いじめに関しては過失となる事例の方が少なくほとんどが故意によるものであるといえるでしょう。権利や法律...
- 侮辱罪として立件
岩熊法律事務所は、福岡市・北九州市・久留米市・飯塚市・春日市といった地域を中心に、西日本の皆様からご相談を承っております。 また、公訴時効は1年となっているため、迅速な対応が求められます。岩熊法律事務所では、体罰・パワハラ・いじめによる侮辱罪の案件に対応しております。ぜひご相談ください。
- 暴行罪として立件
体罰等の問題に関しては暴行罪による立件が可能となっています。ここでは暴行罪はどのような場合に成立するのか、という点に焦点を当ててご紹介していきます。 まずは「暴行」の定義からです。暴行とは「人体に対する不法な有形力の行使」を指すと判例で認められています。これではまだまだ抽象的なので、具体的な事例を交えていきます。...
- 体罰・パワハラ・いじめに対する弁護士の対応策
体罰・パワハラ・いじめがあった場合には、まず弁護士などにご相談をしていただくことになります。そこで弁護士としては、どのような対応を取るのかという点に疑問を抱いている方がいらっしゃると思います。以下で対応策についてご紹介させていただきます。 まず、穏便に済ませる方法としては、証拠がある程度揃った段階で、保護者様と付...
- どこからが体罰・パワハラ・いじめになるのか
体罰・パワハラ・いじめには、どのようなラインが設定されているのかがしばしば議論の対象となります。体罰やいじめは認定しやすい一方で、パワハラに関しては、被害者の感じ方に基準があり、一律にそのボーダーラインを設定することが非常に難しくなっています。 そこで文部科学省が試案として公開している「スポーツ指導における暴力等...
- スポーツ選手の不祥事対応
その後、再発防止策を講じる必要がございます。具体的には、発生した処分に関連する規定を作成する、コンプライアンス委員会や倫理委員会を設置する、相談窓口を設置する、コンプライアンス教育啓発活動を行うといったものが挙げられます。 そして、不祥事に関する社会からの信頼の回復を図るため、処分内容・不祥事が発生した原因・再発...
基礎知識Basic knowledge
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スポーツ事故による損...
スポーツ事故による損害賠償の請求には時効があります。時効の期間を過ぎて時効が完成してしまうと、加害者に損害賠償 […]
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スポーツ選手の事故・...
スポーツ選手が怪我を負った場合、⑴誰が治療費を支払うか、⑵プレーができない期間の給料は支払われるのか、⑶その怪 […]
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学校のいじめで訴えて...
学校におけるいじめ問題は、改善しているとは思えない状況が長年続いています。それぞれの事案において関わる人や状況 […]
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器物損壊罪として立件
器物損壊罪はどのような場合に成立するのかをご紹介いたします。 他人の器物を損壊したと言えるためには、 […]
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スポーツの指導者向け...
子どもたちにスポーツを教える指導者の方などは、指導中の事故に備える必要があります。指導するスポーツによっては、 […]
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学校でのスポーツハラ...
スポーツハラスメントとは、学校の運動部や地域のスポーツクラブなどにおいて暴力や暴言、仲間外れといった方法で選手 […]
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資格者紹介Staff
岩熊 豊和Toyokazu Iwakuma
私は小学校入学と同時に野球を始め、楽しく真剣に打ち込んできました。
弁護士登録後も野球チームに入り、たくさんの選手の笑顔を見ている中で、「野球が好きだなぁ」という思いを改めて実感いたしました。
スポーツの現場では、暴力行為やパワハラ、いじめなどさまざまなトラブルが発生しているものの、選手が泣き寝入りをする結果となってしまうことも珍しくありません。
「スポーツを楽しむという原点を取り戻すこと」を目標に、スポーツを心から楽しむ選手を守るためリーガルサポーターとして日々取り組んでいます。
丁寧にお話をお伺いいたしますので、お悩みの方はぜひ当事務所へお問い合わせください。
所属団体
- 福岡県弁護士会
- 公益財団法人日本スポーツ協会ジュニアスポーツ法律アドバイザー
経歴
- S47.11 福岡県飯塚市に生まれる
- H3.3 福岡県立東筑高等学校卒業
- H5.4 大阪大学法学部入学
- H9.3 大阪大学法学部卒業
- H10.10 司法試験合格
- H11.4 司法修習生(53期)
- H12.10 弁護士登録、はかた共同法律事務所入所
- H30.9 岩熊法律事務所開設
事務所概要Office Overview
名称 | 岩熊法律事務所 |
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所在地 | 〒812-0038 福岡県福岡市博多区祇園町2−35 プレスト博多祗園ビル4階 |
TEL/FAX | TEL:092-409-9367 / FAX:092-409-9366 |
代表者 | 岩熊 豊和(いわくま とよかず) |
対応時間 | 平日 9:30~18:00 |
定休日 | 土曜・日曜・祝日 |