日本スポーツ仲裁機構(JSAA)による仲裁制度
日本スポーツ仲裁機構(JSAA)とは、スポーツに関するさまざまなトラブルを公平・適正かつ迅速に解決することを目的とした公益財団法人を指します。
選手の契約・移籍・登録をめぐる紛争、ドーピング紛争、代表選手選考紛争といったスポーツに関連するトラブルは緊急性が高く、法律以外にも団体が定める規則・規程が適用されることから専門性が高いという特徴がございます。
そのため、トラブルが発生した際には、JSAAを利用することによって業界のルールを熟知する専門家に判断を委ね、その判断内容の透明性も確保されやすいことから、JSAAは裁判所に代わる司法機能を果たす有効な制度なのです。
以下では、JSAAによる仲裁制度を利用するプロセスをご説明いたします。
まず、申立人とその相手方は仲裁人候補者リストから1名ずつをそれぞれ選び、選出された2名が別の1人の仲裁人長となる人を選ぶことで、合計3人の仲裁パネルを構成します。
この仲裁パネルを通してそれぞれの当事者は主張や証拠書面の提出を行います。
そして、審理の終結後、およそ3週間後を目安に判断が示されます。
こちらの判断に当事者は拘束され、不服を申立てることはできないため注意が必要です。
岩熊法律事務所は、福岡市・北九州市・久留米市・飯塚市・春日市といった地域を中心に、西日本の皆様からご相談を承っております。
スポーツに関するトラブルやパワハラでお悩みの方は、どうぞお気軽にご相談ください。
お待ちしております。
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資格者紹介Staff
岩熊 豊和Toyokazu Iwakuma
私は小学校入学と同時に野球を始め、楽しく真剣に打ち込んできました。
弁護士登録後も野球チームに入り、たくさんの選手の笑顔を見ている中で、「野球が好きだなぁ」という思いを改めて実感いたしました。
スポーツの現場では、暴力行為やパワハラ、いじめなどさまざまなトラブルが発生しているものの、選手が泣き寝入りをする結果となってしまうことも珍しくありません。
「スポーツを楽しむという原点を取り戻すこと」を目標に、スポーツを心から楽しむ選手を守るためリーガルサポーターとして日々取り組んでいます。
丁寧にお話をお伺いいたしますので、お悩みの方はぜひ当事務所へお問い合わせください。
所属団体
- 福岡県弁護士会
- 公益財団法人日本スポーツ協会ジュニアスポーツ法律アドバイザー
経歴
- S47.11 福岡県飯塚市に生まれる
- H3.3 福岡県立東筑高等学校卒業
- H5.4 大阪大学法学部入学
- H9.3 大阪大学法学部卒業
- H10.10 司法試験合格
- H11.4 司法修習生(53期)
- H12.10 弁護士登録、はかた共同法律事務所入所
- H30.9 岩熊法律事務所開設
事務所概要Office Overview
名称 | 岩熊法律事務所 |
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所在地 | 〒812-0038 福岡県福岡市博多区祇園町2−35 プレスト博多祗園ビル4階 |
TEL/FAX | TEL:092-409-9367 / FAX:092-409-9366 |
代表者 | 岩熊 豊和(いわくま とよかず) |
対応時間 | 平日 9:30~18:00 |
定休日 | 土曜・日曜・祝日 |